電源を用意します。3.3V 10A の電源を購入しました。下の写真が電源ユニットです。
写真の右上に写っているボードは有限会社ヒューマンデータで購入した ダウンロードケーブルです。
電源ユニット BNB3.3SA-U
電源ユニットとREXを接続します。本当は下の写真に写っている白いコネクタを用いて電源を供給しますが、電源ケーブルが なかなか届かなかったので、右のピンから電源を供給してしまいました。
電源を入れると、いくつかのLEDが点灯します。点灯しない場合には電源周りの接続を確認してください。
電源の設定が終わったら、次はFPGAのコンフィギュレーションの準備をします。 JTAGを用いてFPGAのコンフィギュレーションをするためのダウンロードケーブルを準備します。 IEEE1394や、PCIバスを用いて コンフィギュレーションできるようですが、まずは、JTAG経由で コンフィギュレーションするのがお手軽です。
下の写真は有限会社ヒューマンデータで購入したダウンロードケーブルのキットです。Xilinx の パラレルケーブル HW-JTAG-PC
の替わり ですが、Xilinxのケーブルもアカデミックだと1万円前後で 購入できますので、好きな方を準備すればいいでしょう。
Xilinx のパラレルケーブルの納品まで時間がかかるということで、有限会社ヒューマンデータの ダウンロードケーブルを使っています。
REXには XCV300E, XCV2000E という2種類のFPGAが実装されています。まずは、XCV300E のコンフィギュレーションを目指します。 下の写真の右に写っているデバイスが XCV300E です。また、左下のソケットには、XCV300E のためのコンフィギュレーションROMを挿入 します。
ソケットにコンフィギュレーションROMを挿入します。コンフィギュレーションROMを挿入しておかないと、JTAG経由で XCV300E を コンフィギュレーションできないので、要注意です。
下の写真はETBボードの側面です。側面に出ている端子(JP3)が、 XCV300E をコンフィギュレーションするためのJTAGピンです。 その左には IEEE 1394 のコネクタが3つ見えます。 下の写真で、左側のピンから順番に TDI, TMS, TCK, TDO, VCC, GND です。
下の写真は、JTAGピンにダウンロードケーブルを接続した様子です。有限会社ヒューマンデータのケーブルには10芯のフラットケーブルしか ついてこないので、フラットケーブルの先を適当なコネクタにつけて強引に接続しています。 Xilinx のダウンロードケーブルを用いた方が接続は簡単そうです。
ここまでで、構築したハードウェア環境が下の写真です。電源が剥き出しになっている点は改善する必要があるでしょう。
REXのハードウェアセットアップはここまで