XILINX FOUNDATION ISE 3.3i を用いたカウンタの実現


今度は、Digilab XLA5 を用いた順序回路の例を示します。

XLA5の基盤を見ると、50.0000M と書かれたICがソケットにささっています。どうやら 50MHzのクロックが13番のピンに入っているようです。これを確認するために、50MHz のクロックによるカウンタを実装してみます。1秒間隔で増加する8ビットのカウンタの値を8つのLEDに出力します。

右上が Verilog のコードです。論理合成において Warning を抑えるために、リセットによりレジスタ類を初期化するようにします。
レジスタ q はくロック入力毎にインクリメントし、 50000000(50M) になったところで 1 でリセットします。これにより、q がリセットされる間隔は1秒になります。

テキストエディタを用いてピン番号を設定する例です。 8ビットの out を8つのLEDに割り当てます。

以上の回路を動作させ、LEDの表示が1秒毎に変化すれば、入力クロック 50MHz を確認できたことになります。
以上がシンプルな順序回路の実現例です。